さて、まず何から話していいやら…笑
最近プレイしました「ライフイズストレンジ」というゲームの話でもしましょうか◎
みなさん知っていますか?Life Is Strange。色んなゲームに埋もれて空気になってる間は否めませんが、先日クリアしました。最高のゲームでした。
「人生は選択だらけ でももし選びなおすことができたら」
このゲームのキャッチコピーです。
最近はシュタインズゲート、魔法少女まどか&マギカなどタイムリープモノが増えてきています。最近ドラマ化も決まった「僕だけがいない街」もタイムリープものです。今はやりの設定とも言えます。
この作品もそうです。決められた物語をただ眺めているのではなく、その時判断した選択や行動などを、時間を戻してやり直すことが出来ます。
このゲームの詳しい詳細は検索すると沢山出てくるのでそちらを参考にしてください。この記事では私なりのこのゲームがどうみえたかを中心にレビューしていきます。
このゲームのどこがよいか。
ストーリーのある程度の詳細はこうです。
舞台は主人公マックスの通うブラックウェル高校。アメリカのドラマでよくある青春映画の設定舞台でよくみる場所が多いです。ブラックウェル高校は写真家を目指す人たちの中では有名な高校で、主人公マックスもそこに入学しています。
写真家を目指すモラトリアムの中にいる少女マックスには、私もデザイナーを目指し、専門高で勉強していたことから、自身と重ねてしまいます。さらに学生時代にみていた風景や学生特有の閉鎖的な価値観なども美味く表現したゲームで、どうしても思い出してしまいます。(専門でなくとも、多くの人が学生時代と重ね合わせてこのゲームをプレイするでしょう。
また小物や空間描写がとても緻密に作られており、あたかもそこにいるような感覚になります。生活観をコントローラーを通して肌で感じることで出来る珍しいゲームだと思いました。
さらに現代特有のスマホやSNSを通したいじめや、ドローンなどをテーマにあつかっています。タイムリーぷものの作品は今多いですが、こうした風俗を取り扱った作品は少ないのではないでしょうか。
● 場面場面にマッチした素晴らしい選曲
そして私的にポイントが高いのは音楽。選曲が素晴らしいのです。とても繊細でセンチメンタルなストーリーなので、それにあった曲が多く、若い頃に誰もが感じていた劣等感や悩み、心の雨雲のようなものを音楽でとても緻密に表現していて、要所要所で泣きそうになってしまいました。それくらい切ない物語であり、曲も名曲が多いです。
洋ゲーでここまでのセンチメンタルさが際出つ作品はそうそうないでしょう。(ゲームの曲は是非検索してほしいです。著名な方々が楽曲提供しています。
● 時間を巻き戻すということ。
時間を巻き戻す能力があればいいなと思うことは実生活でも多いです。しかしこのゲームをプレイしていると、時間を巻き戻せても人生は思ったようにいかないことを知ります。むしろこの能力のせいで、あの選択をすればよかったのではないかという後悔がすごいのです。
ゲームの開発者たちも「何かを選ぶことは何かを犠牲にする」ということを根底においており、選択肢でだれかの事を助けると、誰かが大変な状況になったりします。そしてやり直すと今度は助かっていた人が助からなくなってしまう…。でもどちらかの選択をしないとゲームが進まない。そんな選択の連続なのがこのゲーム。心がかなり痛いシーンが多いです。世界観に入り込んだ分、感情の起伏を抑えるのが大変でした。
まさに人生の不思議(ライフイズストレンジ)を表現したゲームだなと感じました。
気になっている方は是非プレイしてみてほしいです(値段もお手ごろです。